トレードで利益を出せる!動画プレゼント すぐに見たい方はコチラ

トレンドがはっきりと発生している時に売買を行う方法

いつもトレードスクープをご覧いただき有難うございます。

当サイトのコンテンツの「トレードアイディア集」では、毎回1つのテクニカルを取り上げ、その基礎的な使い方、そして更に応用して実践に耐えうる方法を公開しています。

今回は以下のトレンド発生に関する疑問にお答えします。

株式売買を行う際、「トレンドに乗れ」と言われるのですが、トレード初心者がトレンド発生を確認できる方法を教えて下さい。

今の相場が上向きなのか、下向きなのかを確認して売買を行うことは大切です。

そこでトレンドが発生しているかを目視するには、テクニカル分析が不可欠です。
トレンドが発生しているかを確認するテクニカル指標はいくつかありますが、どのチャートソフトでも表示できる「ADX」を使うと良いでしょう。

ADXの値が「30」以下の場合はトレードを避けた方が賢明ですか?

今現在の方向に沿って、その流れに乗っかるトレードを試みる際は、おおよそ「25」より上の方が良いでしょう。できれば「30以上」が望ましいです。

多くの個人投資家がトレードで難しいと思う点は、

自分が買いポジションをとったらすぐに下がってしまった・・・、
または売りポジションをとったら上がってしまった・・・。

その様な繰り返しで

最終的には・・・、

・相場はなぜ自分が建てたポジションと異なる方向に進んでしまうのか・・・
・他に何か良いトレード方法がないか・・・

と何年も探し続けてしまうこともあります。

私は今まで多くの個人投資家に接してきましたが、いつまでも聖杯の様なトレード方法を求め続けている方が多くいます。

しかし、最終的にはその様な売買手法に巡り会うことがなく、資金を減らしてしまう個人投資家が多いのが事実です。

相場で損失を積み重ねてしまう原因の1つは、
どんな相場状況でも必ず勝てると思い込んでしまい、むやみに売買を繰り返してしまうことです。

トレード経験が浅い方は、時間があるとつい無駄な売買を繰り返すのではなく、勝てる確率が高い場面でポジションを取ることをお勧めしています。

そして次第に勝ちパターンを習得することが出来る様になってから、比較的どのような状況になったとしても、資金管理を行いながらポジションを取ることが可能になってきます。

そこで今回は、相場が動いている時に、ポジションを取る方法について解説をしていきます。

これから解説をする内容は、ポジションを取る回数はどうしても少なくなってきてしまいます。

始めのうちは、この状況に慣れていただき、その後、利益が積み上がってきた段階で売買を行う回数を増やしていくと良いと思います。

目次

トレンドが発生していかを判断できるテクニカルとは?

今回はトレンドが出ているかどうかを判断できるテクニカルの紹介です。

今の相場状態が「もみ合い」で大きく動かない時なのか?
または、一方的にトレンドが発生しているかどうか?

この様なことを数値で確認できるテクニカルはいくつかあるのですが、今回は多くのチャートソフトにも装備されているADXについて確認をしていきます。

このADXは通常DMIといテクニカルと組み合わせて使用するのが一般的ですが、今回はADXのみを表示します。

ADXの値がおおよそ30以上の時はトレンドが発生していると判断をします。

この場合、上昇トレンドでも下降トレンドでも ADX の値を確認し、通常「30」以上であれば、トレンドが発生していると判断をします。

確認すべき事は、チャートのサブ画面にADXを表示してその値を確認するのみです。

このADXも移動平均線と同じように期間の設定をします。

下の図はトレーディングビューにADXを表示したものになります。

トレーディングビューでの初期設定は「14期間」となっていますが、個人的には「10期間」に設定をしています。

その理由は、14期間の場合、確認をしている期間がやや長いため、ADXの値が上昇してきた時にポジションを取ろうとすると遅れてしまうことがあり、せっかく取ったポジションがすぐに含み損を抱えてしまう可能性が高くなるからです。

ADXがおおよそ、「30」より「上」か「下」かがポイント

下図はローソク足に10期間のADXを表示したチャートになります。

チャートの半分位までの値が、「30」以下で推移をしています。

この期間の相場はほぼ「横ばい」状態で推移をしています。
しかし、チャートの後半(色はピンクの部分)は、ADXの値が「30」を超え、相場も上昇トレンドへと発展しています。

日足ベースでトレードを行う場合は、このようにADXの値が「30以上」で推移することは多くありません。

しかし、トレードをする時間軸を、例えば1時間足、 30分足等にすると、ADXの値が「30」を越えトレンドが発生しているタイミングでポジションを取れる機会が増えてきます。

トレンドフォローで売買をする場合は、やはりトレンドが発生している時にポジションを取る方が有利です。

大きなトレンドが発生していない状況でポジションを無理やりに買いポジションを取ろうとすると、すぐ下がり、売っては上がってしまう悪循環に陥ってしまいます。

実際にトレードを行う際、そのエントリーポイントの参考になる様なテクニカルを表示し、同時にADXを表示することで、今ポジションを取って良いタイミングなのかを判断することもできます。

ADXを参考にすることによって、トレードをする機会は減ってしまう可能性もありますが、それなりのメリットがありますので、参考にしていただければと思います。

この応用としてボリンジャーバンドを使ったトレード方法に関してもYouTubeで解説をしています。

YouTubeは下の画像をクリックすると当社トレードタイムのYouTubeチャンネルになりますので引き続きご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

トレードタイム:平野朋之のアバター トレードタイム:平野朋之 株式会社トレードタイム 代表取締役

証券会社等で自己売買ディーリング、セミナー講師等を務めた後、2011年に(株)トレードタイムを設立。自社開発の手法での運用業務、個人投資向けのセミナー開催。セミナーの受講者は述べ38万人を超え、投資本、FX情報誌やYahoo! ファイナンス等への執筆も多数。

■情報提供サイト、コンテンツ提供企業(順不同,敬称略)

・ヤフー! ファイナンス
・みんかぶ
・株式会社日経ラジオ社
・パンローリング株式会社
・FX攻略.com

・株式会社サイバーエージェントFX
・ワイジェイFX株式会社
・FXプライムbyGMO
・ひまわり証券株式会社
・トレイダーズ証券株式会社
・株式会社外為どっとコム
・サクソバンク証券株式会社
・OANDA証券株式会社
・KOYO証券株式会社
・マネックス証券
・株式会社FXトレード・フィナンシャル
・フォレックス・ドットコムジャパン
・efx.com株式会社
・スターリング証券株式会社
・サザインベストメント株式会社
・インヴァスト証券

目次