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平均足の基礎&利益を狙う売買

今回のトレードアイディアは平均足について以下の質問に沿って解説をします。

平均足とはどの様な特徴があるのですか?
ローソク足との違いを教えてください。

平均足とはローソク足を修正して、トレンドが継続しているかを確認するテクニカルです。
ローソク足は陰線、陽線と入り混じるときがあり、実際に今買って良いのか迷ってしまうことがありますが、平均足は上昇トレンドが続いている時は、同じ「色」で表示する為、視覚的にも現在の流れが確認しやすいです。

平均足のデメリットを教えてください。

トレンドが一方向に動いている時は、平均足の色も継続して同じ色が続くのですが、方向感に欠ける相場展開の時は、異なる「色」が出現し迷いが生じてしまうことが欠点です。
しかし、以下の記事では、平均足のデメリットをメリットに変える方法について解説致します。

平均足は今でこそ、ほとんどのチャートソフトに表示をすることができますが、私が相場に関わった頃は平均足を解説しているトレードの本はほとんどありませんでした・・・。

その中でも、唯一平均足を解説している本が1冊だけあり、当時私はその出版社に連絡をして、そのページのコピーを送ってもらったことを覚えています。

今ではネット上でも平均足のことは多く語られていますが、トレード初心部屋のトレードアイディアに「おいては、今回、平均足についてもう一度基礎から学び、そして実践的なトレード手法について解説をしていきます。

目次

平均足とは? その特徴とは?

はじめに、平均足とはどのようなテクニカルかというと、ローソク足を修正してトレンドを把握しやすくしたテクニカルです。

元々、平均足自体は、江戸時代の米相場でできたと言われていますので、長い歴史があります。

ここでローソク足のデメリットに関して触れると・・・、

トレードをする際、ポジションを持っていてローソク足が陰線に転じると、それだけで本当にポジションを保有し続けていたら良いのか迷ってしまう場合が多々あります。

また更に、連続して陰線が出現すると、耐えきれずにポジションを決済してしまうこともあります。

特にリアルタイムでチャートを見ているとこのようなことがあるのが現実です。

しかし、ローソク足の代わりに平均足を使うことで、ローソク足だけでは得ることのできないトレンドの判断力がつきます。

平均足の特徴

ここで平均足の特徴について3つ述べます。

1つは同じ方向へトレンドが継続すると同じ色が継続する。

もう一つは上下のヒゲに注目をする。

上ヒゲ下ヒゲの出現によって、そろそろ相場のトレンドが転換するのではないかと言うことも把握できます。
また、平均足の高値と安値は、通常のローソク足の高値と安値と同じ値です。

以下は平均足の計算方法になります。

平均足の特徴としては1本前の平均足の実体部の真ん中から始まるということになります。

ここを中心にとして、次の足以降、平均足の終値が中心よりも「上」であれば陽線、「下」であれば陰線となります。

ちなみにこちらは、平均足をさらに改良して平均足のだましを減らした平均足改良版です。

※こちらは今後この【トレードスクープ】でも解説をする予定です。

平均足のテクニカル上のダマシとは

平均足は通常のローソク足と比べるとトレンドを把握しやすいのですが、テクニカル上のダマシが多いことが現実です。

例えば、平均足の陽線で買い、その次の足も陽線であれば買いポジションを継続することになるのですが、その後ちょっとした下げが発生すると、平均足はすぐに陰線になってしまいます。

その後、陰線が継続し、売りポジションを抱えていれば良いのですが、再度直ぐに、また陽線に転換してしまうこともあります。

これが平均足のダマシになり、この様なことが連続すると、平均足は使えないということになります。

当時、私も平均足を毎日、方眼紙に書いて相場の流れを追っていたのですが、どうしても平均足はこの様なダマシが多いということに気が付きました・・・。

平均足を一工夫して利益を狙う方法とは

そこで今回は、テクニカル上のダマシが多い平均足を逆に利用した売買方法について解説をしていきます。

通常どのテクニカルでもテクニカル上のダマシは発生します。

これはどうしても避けて通ることができないのですが、トレードの初心者は数回テクニカル上のダマシに出会ってしまうと、もうそのテクニカルを諦めてしまうというのが現実ではないかなと思います。

どのテクニカルでもダマシがは発生するということを念頭に置くことが大事で、それを上手く利用する方法を学ぶことがトレードで成功に近づく方法だと考えています。

平均足自体は、トレンドフォロー型のテクニカルになります。

工夫をして実際のトレードができるようにするために、ここでもう一度トレンド系テクニカルの移動平均線を表示します。

しかし、この移動平均線の期間は一般的に使われている様な、10期間や20期間ではなく、あえて45期間等の移動平均線を使います。

何故、45期間の移動平均線を使用するかというと、相場の上下があった際に、期間の短い移動平均線だと、その移動平均線の傾きが上下に触れてしまい、トレンドを把握しにくくなってしまうからです。

そこで45期間の移動平均線を表示してみると、移動平均線の傾きが緩やかになります。

移動平均線が緩やか、そして滑らかな方が中期的なトレンドを把握しやすくなります。

平均足を一工夫したトレード方法はシンプル

今回のルールは、45期間の移動平均線が滑らかに「上」を向いている時、そして実際の価格がこの45期間の移動平均線の「上」に位置している時は上昇トレンドと判断します。

反対に、下降トレンドの判断は、45期間の移動平均線が滑らかに「下」を向いている時、そして実際の価格がこの45期間の移動平均線に「下」に位置しているときは下降トレンドと判断します。

次この「45期間の移動平均線」と「通常の平均足」を同時に表示します。

今回は買いのパターンで解説をしていきます。

買いエントリーは、上昇トレンドの時に、平均足が陽性になったら際に買い持ちを検討します。

ここでもう一度上昇トレンドの判断です。

実際の価格が45期間の移動平均線の「上」にあり、且つその傾きも「上」を向いているということが条件です。

この画像の丸く囲っているところは平均足が陰性になっているとこです。

この丸く囲ってある所では買いポジションは取らず、平均足が陽性になった時点(終値)で

買いポジションを取ります。

このように、上昇トレンドの中でも、平均足は陽線、陰線を繰り返し、ダマシが発生していますが、このダマシを敢えて利用します。

45期間の移動平均線の上で、平均足が陰線から陽線に転換したことを確認して買います。

つまり、平均足が陰性の時は、売り持ちは行わず、様子見とします。その後、45期間の移動平均線の「上」で平均足が陽性になったところで買います。

この繰り返しだけでも、無駄なエントリーそして損失を減らす事は可能です。

実にシンプルな考え方ですが、テクニカル上の魂は悪ではなくそれをうまく利用することも必要です。

テクニカル上の魂を減らした取引方法に関しては今後も解説をさせていただきますので引き続きよろしくお願いいたします。

上記の記事に関する動画が当社 YouTubeチャンネル【YourTradeTime】にアップされています!

※画像をクリックするとYouTubeの動画がご覧になれます ↓↓

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この記事を書いた人

トレードタイム:平野朋之のアバター トレードタイム:平野朋之 株式会社トレードタイム 代表取締役

証券会社等で自己売買ディーリング、セミナー講師等を務めた後、2011年に(株)トレードタイムを設立。自社開発の手法での運用業務、個人投資向けのセミナー開催。セミナーの受講者は述べ38万人を超え、投資本、FX情報誌やYahoo! ファイナンス等への執筆も多数。

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